海外FXで利益が出た場合の税金の払い方について

海外FXで利益が出た場合、その利益に対して税金を払うことになります。
しかし、慣れていないと

トーリトーリ

税金の払い方が分からない…

と、困惑する方もいるのではないでしょうか?
こちらでは会計事務所で延べ数百人分の確定申告を行ってきた私が、所得税の確定申告を海外FXで利益を出した場合の納税についてご紹介していきます。

なお、マイナスを出した場合についてはこちらをご覧ください。
こちら ↓

海外FXの税金の払い方

海外FXで利益を出したときの税金の払い方ですが、まずは利益を出したなら確定申告をしなければなりません。

トーリトーリ

なお、お給料をもらっている方で年間の利益が20万円以下の方は確定申告しなくてもOKです

そして、確定申告をして税額を確定させたのならば次の2通りの方法のどちらかで税金を払うことになります。

納付書で納める方法

一つ目は税務署で納付書をもらってきて納付書で納める方法です。
税務署で

トーリトーリ

所得税の納付書を下さい

と頼めばもらえますので、自分の住所地の管轄税務署で「所得税の納付書」をもらってきて、それに確定申告による納付額を記入して銀行などの金融機関に持っていきます。

金融機関に持っていけば自分の口座から引き落としてもらえますので、納付が完了します。

振替納税で納める方法

もう一つは振替納税と言われる口座からの自動引き落としで納める方法です。
振替納税は事前に手続きをしておくことで決められら日に口座から自動で引き落とされるシステムです。

納付日は基本的に確定申告の期限である3月15日よりも後になります。

トーリトーリ

基本的には4月が納付日になっているので納付日を後にずらしたい方にはおすすめです

振替納税はこちらの書類に引き落とししたい金融機関の届出印を押して税務署に提出しましょう。

こちら → 国税庁のHPに飛びます

年末調整では不可能

給料の場合は年末調整をすることで確定申告をせずに納めるべき税額を納めることが出来ます。
しかし、年末調整は給料だけに限った話ですので、海外FXなどの他の収入に関しては適用されません。

なので、会社員をしながら海外FXでも利益を上げてる方は給料に関しては年末調整をし、確定申告では年末調整された給料と海外FXの利益を合算して計算した税額で申告することになります。

トーリトーリ

え?給料は年末調整されてるからいいんじゃないの??

と、考える方もいらっしゃるようですが確定申告は一年間の収入とそれに係る税額を伝える方法ですので一年間の税額は全て申告する必要があります。
なので、年末調整されているからといってお給料の分を全額引いてしまうと正しい税額になりませんので気を付ける必要があります。

最後に

今回は海外FXの利益についての税金の払い方をご紹介しました。
基本的には利益に対して税金を払うなら確定申告をする必要があり、納付方法は納付書か振替納税のどちらかになるということを覚えておきましょう。