FXGTのロスカット水準やロスカットされないためには?

FXで避けたいものの一つといえばロスカットではないでしょうか?

トーリトーリ

私もロスカットは怖いので絶対にロスカットだけは起こらないように気を付けてます…

お金を増やしたくてFXをしているのにロスカットしなければならないほど大損したらショックですよね。
ロスカットはFX業者で基準が異なっているので、当然FXGTにもFXGTのロスカット水準が設けられています。

こちらではFXGTのロスカット水準やロスカットにならないためには何が必要か?
をご紹介していきます。

ロスカットとは

ロスカットとは含み損が一定の金額に達したときに強制的に決済されてしまうことです。
例えば、ロスカットの含み損が1万円だとして

トーリトーリ

今、含み損が8千円か、ここから巻き返してくれ!!

と、思っていても含み損が1万円になった瞬間、強制的に決済して損失1万円が確定してしまいます。
このロスカットがないとどこまでも含み損が増えていき、一気に資金をすっ飛ばしてしまう可能性があるため、トレーダーを守るためには必要なルールとなっています。

ちなみに、ロスカットの前にはマージンコールと呼ばれる通知機能が働きます。
マージンコールがされた時点でかなり証拠金の残高が圧迫されている状態ですので、マージンコールが起きたら損切を検討したほうが良いでしょう。

FXGTのロスカット水準は?

FXでロスカットやマージンコールの基準はFX業者によって異なってきます。
FXGTのロスカットやマージンコールは口座によって異なり

・セント口座、ミニ口座、スタンダード口座、FX専用口座…マージンコールは証拠金維持率が50%、ロスカットレベルは証拠金維持率が20%

・ECN口座…マージンコールは証拠金維持率が70%、ロスカットレベルは証拠金維持率が40%

となっています。
ここで登場する証拠金維持率については下で説明いたします。

証拠金維持率の計算方法は?

計算方法

ロスカットを理解するためには証拠金維持率の理解が必要になります。
証拠金維持率を知るためには以下の項目を知る必要があります。

・時価評価額…現時点の口座の残高に保有中のポジションの含み損を引き含み益を足した金額
・必要証拠金…現在保有中のポジションを持つのに必要な証拠金

この2つを用いて

(時価評価額÷必要証拠金)×100

の計算式で計算することが出来ます。
具体例で例えてみましょう。

具体例

口座に10万円入金して、レバレッジ1000倍で1ドル100円の米ドルを10万ドル分保有したとします。
この場合、必要証拠金は

10万ドル×100円÷1000(レバレッジ)=1万円

となります。
そして、含み損益がプラスマイナス0の状態だと時価評価額は入金額の10万円ですので証拠金維持率は

10万円÷1万円×100=1000%となります。
しかし、このポジションが損をして含み損を2万円抱えてしまったとします。
そうなると

(10万円ー2万円)÷1万円×100=800%となります。

このように証拠金維持率が計算されるのですが、この計算式で算出される証拠金維持率が40%や20%となると強制的にロスカットされてしまうので気を付けましょう。

この場合だと含み損が9万8千円出て時価評価額が2千円になると証拠金維持率が20%になってしまいますので、強制ロスカットされることになります。

ボーナスも証拠金維持率の計算に加算される

先ほどの例だと口座に10万円入金した場合で例えていましたがこれが10万円入金して、入金ボーナスも10万円もらっていたら時価評価額は

入金額10万円+ボーナス10万円+含み益ー含み損

となります。
時価評価額が増えれば増えるほどロスカットされにくくなりますので、ボーナスにはこのように証拠金維持率を上げてくれる効果もあります。

ロスカットで大損したら追証はあるのか?

ロスカットは証拠金維持率が20%になったら発動してくれますが、大暴落などで証拠金の残高がマイナスになってしまった…
といったときにはどうなるのか?

本来ならば追証となりますのでマイナス部分の金額は追加で払わなければなりません。
しかし、FXGTはゼロカットシステムを採用しているので、追証は発生せず、マイナス部分はFXGTが負担してくれます。

そのため、元手以上の損失を負うことがないのがFXGTの特徴の一つでもあります。

なお、マイナスになった時にボーナスがある場合はそのマイナスはまずはボーナスで穴埋めされますのでそのことも覚えておきましょう。

ロスカットにならないためには証拠金維持率が大事

先ほども紹介したようにFXGTにはゼロカットシステムがありますので、仮に10万円口座に入金した場合、どんなに大損しても損失額は10万円までになります。

トーリトーリ

国内FX口座のように追証があると、損失15万円とかになると5万円追加しないといけません

しかし、基本的にはロスカットになるような大損はしない方が良いですよね。
なので、こちらではロスカットにならないためにはどうすればいいか?をご紹介します。

ロスカットが証拠金維持率によって行われることから証拠金維持率を高く保つことが大事になるのですが、証拠金維持率を高く保つために大事な要素が以下になります。

入金ボーナスや登録ボーナスを有効に使う

証拠金維持率は現時点での時価評価額と必要証拠金の金額によって算出されますので

・時価評価額を多く
・必要証拠金を少なく

の2つを満たせばいいのです。
時価評価額は

・現在の口座の入金額
・口座のボーナス額
・現在保有しているポジションの含み損益

で決まりますのでボーナス額が多ければ多いほどロスカットしにくくなります。
FXGTはボーナスキャンペーンが定期的に行われており、キャンペーンが行われている時期に入金をするとボーナスが付与されますので、入金は出来るだけボーナスキャンペーン中に行うようにすると良いでしょう。

トーリトーリ

常に入金ボーナスが行われないかな…

と思う方は常に入金ボーナスが行われているFX業者に登録するのも一つの手段です。
海外FXのXMは常に入金ボーナスが行われていますので、これらの登録してみても良いでしょう。

XMの入金ボーナスの概要はこちら

ロット(通貨量)を下げる

当然ですが、大きな通貨量を持てば持つほど必要な証拠金の金額は増えていきます。
なので、まずは少ない通貨量からトレードを始めていくと良いでしょう。

トレード中は現時点での証拠金維持率が表示されるので、それを見ながら少しずつ通貨量を上げて安全にトレードできる維持率を常に保ちましょう。

レバレッジを上げる

レバレッジを上げると少ない証拠金で大きな通貨量を持てますので、レバレッジを上げるというと

トーリトーリ

レバレッジなんて上げたらロスカットしやすくなるじゃないか!

という声もあります。
しかし、レバレッジを上げると必要証拠金を減らすことが出来ます。

例えばレバレッジ1000倍で10ドル(日本円で1ドル=100円と仮定)保有するとします。
これがレバレッジ1倍だと

証拠金維持率…1000円÷1000円×100=100%

となります。
しかし、レバレッジ1000倍だと

証拠金維持率…1000円÷(1000円÷1000(レバレッジ))×100=100000%

となりますので証拠金維持率は上がります。
レバレッジを上げると同時に取引通貨量も増やすからロスカットしやすくなるのであって、レバレッジを上げても少ない通貨量でトレードすれば基本的にはロスカットしにくくなります。

FXで最も大事なのは資金管理

今回はFXGTのロスカットについてご紹介しました。
勝てているトレーダーの多くの方が語っていることの一つが

FXでは資金管理が何よりも大事

という話です。
その点で考えればロスカットは損失額が膨大になった時に起こるシステムです。

トーリトーリ

これ以上損失が大きくなるとヤバい!
ということで採用されているシステムですので

なので、理想としては

・ロスカットが起こる前に損切りをする
・トレード前に利益額と損失額の見込み額を計算して利益額の方が多い場合にのみトレードする

といった感じでロスカットされる前に損失は切り捨て、利益の方が損失額よりも多いいわゆる勝率が50%でも資金が増えるトレードシステムを作り上げることが大事になってきます。