FXを始めて数日経ったころ、ネットで情報を調べながらトレードしていましたがそんな時に「追証」(おいしょう)というものを知りました。
知らずに始めていたんかい!
と言うツッコミは置いといて。
追証の意味を知った結果、FXに取り組むうえで追証は絶対に知らなければならないものだという結論に達しました。
初めて数日経ったタイミングで知ってビビり始めるという(-_-;)
なので、こちらでは
・追証とは何か?
・追証なしのFX会社とは?
・リスクなしでFXをするにはどうすれば良いか?
についてご紹介します。
追証とは?
追証とは「追加保証金」の略称で文字通り、保証金を追加で支払わなければならない制度のことを言います。
どんな場合に追証が発生するんだ?
追証が発生する場合の一つは証拠金維持率が一定以下になってしまった場合です。
例えば
現在の証拠金(FX口座の残高)…100万円
1ロット保有(レバレッジ25倍)…必要証拠金40万円
ロスカット基準…100%
と言う場合にこの保有している1ロットから含み損が大量に出て含み損が70万円生じてしまいました。
この場合、ロスカット基準100%なので、現時点では「40万ー30万=10万」なので10万円足りません。
なので、決められた時間までに10万円を払わなければなりません。
この支払わなければならない義務が追証です。
支払わなければ強制決済となりますので含み損を抱えて決済です。
追加で証拠金を払えばポジションを保有していられるので相場が持ち直して含み損が減少、上手くいけば含み益に転じることはあるかもしれませんが、追証の義務を果たせなければそれすら不可能となります。
追証が原因で借金も…
このように追加で証拠金を求められるのが追証ですので、これを繰り返すうちに借金を負う方も多くいるのが実情です。
でも、払わなければ強制決済されるだけなんだから借金まではいかないんじゃないの?
と思うかもしれませんが、相場では時に大暴落が起こりいます。
例えば東日本大震災の時には多くのトレーダーが打撃を受けたそうです。
このような場合には残高がマイナスになる恐れがあるのです。
以下のように証拠金が100万円の時に含み損が110万円ということになると残高がマイナス10万円になります。
先ほどの追証は払わないとロスカットされるだけで良かったのですが、こちらの追証はマイナス残高なので払わなければなりません。
今回の例は10万円のマイナスですが、これが100万円とか1000万円となると払いきれなくなって借金をして、借金が払いきれないと弁護士さんに相談して債務整理をすることになるのです。
しかし、それはあくまでも追証があるFX口座の場合のみです。
FX会社の中には追証が発生しないものもあります。
なので、次は追証が発生しないFX口座についてご紹介します。
追証なしのFX会社も存在する
追証なしを可能にするゼロカットシステム
先ほどで追証の怖さが分かったと思いますが、FX会社の中には追証を請求しないところもあります。
この追証を請求しない制度の事をゼロカットシステムといいます。
ゼロカットシステムは
図のように残高がマイナスになった場合にはそのマイナス部分を負担してくれる制度です。
名前の通り、ゼロになったら損失をカットしてくれるわけです。
この制度を利用することで借金のリスクが無くなりますので安心してFXの取り組むことが出来ます。
追証の無いFX会社とは?
では、追証の無いFX会社、つまりゼロカットシステムを採用しているFX会社はどれか?
追証のないFX会社は海外のFX会社に多くあります。
例えば私の利用しているXMトレーディングはゼロカットシステムを採用しているため追証が発生しないことになっています。
このように入金額以上の金額を失うことは無いと明言しています。
そのためXMではマイナス残高になったとしてもマイナス部分を請求されることは無いので安心してトレードが出来ます。
国内FX会社で追証の無いところは?
海外のFX会社はよく分からない…
出来れば国内のFX会社で追証がないところはどこかあるのか?
結論から言いますと、国内FX会社は全て追証があると思って良いでしょう。
正確に言いますと証拠金維持率が低下した場合の追証
放っておくと強制的に決済されてしまうタイプの追証ですが、こちらの追証義務の生じないFX会社はいくつか存在します。
しかし、もう一方の口座残高がマイナスになった場合の追証
こちらの追証に関しては国内のFX会社を利用している限り逃れることは出来ません。
つまり、国内FX会社でFXをしている限りは追証のリスクは覚悟する必要があります。
追証なしのFX会社にはデメリットは無いのか?
追証のリスクの高さを知れば知るほど追証がないFX会社が魅力的に見えてしまうかもしれませんが、その一方で
話が上手すぎる
何かデメリットやリスクがあるのでは?
と思う方もいるのではないでしょうか?
追証の無いFX会社は主に海外FXの会社が多いのですが、海外FX会社が国内FX会社と比べて不便さを感じる点はスプレッドの広さです。
国内FXのスプレッドと比べてスプレッドの広さを感じるので
よし、上がってきたぞ!
あれ?まだ含み損か…この通貨ペアスプレッド広いな
と思わされることも正直に言うとあります。
こちらは海外FX会社のゲムフォレックスの
ドル/円
ユーロ/ドル
のスプレッドです。
そしてこちらはDMMFXですが
ドル/円…0.2
ユーロ/ドル0.4
となっています。
なのでスプレッドの広さに差は出てきます。
海外FXはこのように国内FXの会社と比べてスプレッドが広いのが特徴になっています。
ただ、スプレッドを広く取っていることで追証なしが可能になっているのです。
というのも、追証なしというのはマイナス部分をFX会社が負担してくれているのです。
そして、その負担に備えるために普段からスプレッドを広めにして何かあった時に備えているのです。
なので、このスプレッドの広さがゼロカットシステムを可能にしてくれているので
スプレッドが広い代わりにマイナスを負担してくれているのか!
じゃあスプレッドが広くても気にならないな
と思える方は海外FX会社で追証のリスクなしでトレードを行うことがおすすめと言えます。
完全にリスクを排除したうえでFXに取り組みたいのならば
追証が気になる=リスクが気になる
ということだと思います。
FXにはリスクがつきものですが、そのリスクを出来るだけ排除してFXに取り組みたいのならばおすすめは次の2点を守ったうえで口座を開設することです。
この方法ならばお金を一切使わず、追加で請求もされずにトレードをすることが出来ます。
1、追証がないFX会社を選択する
まずは追証の無いFX会社を選択することです。
先ほどご紹介したように国内のFX会社だとどうしても追証を気にする必要がありますので海外FX会社を利用するということになります。
海外と聞くと不安に思うかもしれませんが最近の海外FX会社は基本的に日本語対応しているところが多いので分からないところは日本語でサポートしてくれます。
なので、安心して利用することが出来ます。
2、口座開設時にボーナスポイントをもらえるところにする
口座開設時にボーナスポイントをもらえるFX会社も海外のFXには多く存在します。
ボーナスポイントは1ポイント=1円としてそのままトレードに利用することが出来ます。
もちろん追証がないところでしたらポイントがゼロやマイナスになったところで追証が発生しないので
・追証なし
・ボーナスポイントあり
の2つを利用することで完全にお金を出さずにトレードが出来てしまうのです。
更に海外FX会社は国内FXよりもレバレッジの大きいところが多いです。
国内FXだと最大25倍という制限がありますが海外FXだと例えば
・XM…最大レバレッジ888倍
・ゲムフォレックス…レバレッジ1000倍
とハイレバレッジですのでドル/円の組み合わせで1ロット保有するとしたら必要な証拠金は
・国内FX…約40万円
・レバレッジ888倍…約1万2千円
・レバレッジ1000倍…約1万円
となりますのでボーナスポイントを元手にトレードをしていけば
ボーナスを元手にトレード開始 → 利益を上乗せ
と言う流れでどんどんロットを積み増しして大きく稼ぐことが出来ます。
3、1と2の条件を満たすところは?
この1と2の条件を満たしている海外FX会社を紹介していきます。
XMトレーディング
XMトレーディングは
・追証なし
・登録時に3000円分のボーナスポイント
・最大レバレッジ888倍
というFX会社です。
入金時にボーナスポイントも付与されますし、トレードをするたびにXMポイントと言うボーナスポイント同様にトレードに利用できるポイントももらえるので登録時にもらえるボーナスは3000円分ですが登録後にもボーナスの恩恵を多く受けることが出来ます。
XMの口座開設方法はこちら → XMトレーディングの口座開設手順を紹介
GEMFOREX(ゲムフォレックス)
ゲムフォレックスは
・追証なし
・登録時に1万円分のボーナスポイント(キャンペーン中は2万円)
・レバレッジ1000倍
となっています。
ボーナスポイントの多さとレバレッジの大きさが特徴的です。
ゲムフォレックスの口座開設方法はこちら → 【簡単】ゲムフォレックスの口座開設方法を紹介
両方に登録して両方でボーナスをもらうのもありですしどちらか片方に登録するのもありでしょう。
今回は追証についてご紹介しました。
今思うと恐ろしいのですが、私はこの制度の事をよく知らずにFXの世界に飛び込んできてしまいました。
知り合いの紹介で海外FXを紹介されたので偶然にも追証のリスクのないところで口座を作成することが出来ましたが。
同じように追証の事をよく知らない方や追証のリスクなしでFXに取り組みたい、と言う方のお役に立てればと思ってこちらの記事を書かせていただきました。