お仕事をしながら海外FXで利益を上げていて
会社に海外FXのことをバレたくない…
と思っている方も多いでしょう。
そのような悩みを抱えている多くの方が目にする話題の一つが住民税の話ではないでしょうか?
住民税で会社に副業やFXがバレるぞ!
普通徴収にすればバレないぞ!
などと言う話をよく聞くと思います。
こちらでは、会計事務所歴約10年で、海外FX歴約1年の私が海外FX利用者の方が求めている住民税についての情報を提供します。
もちろん私は職場に海外FXのことはバレてません!
投資に興味を持っている職場の同僚には普通に話したりしてますけどね(笑)
そもそも普通徴収って何?普通徴収の住民税の納め方
普通徴収って何?
という方のために普通徴収のことをご紹介します。
住民税の納め方は
・普通徴収
・特別徴収
の2つの納め方があります。
普通徴収とは自分で住民税を納める方法を言い、特別徴収は会社の給料から天引きされて支払われる方式を言います。
基本的には会社勤めの方は給料から、年金暮らしの方は年金から住民税が天引きされます。
それ以外の方は普通徴収となります。
自分で納めるのってどうすればいいのか?
という疑問にお答えしますと
住民税は納める時期に来ると役所から通知と納付書が届きます。
その通知と納付書には納める住民税の金額と納める期限が書かれていますので、その納付書を持って銀行やコンビニ(1回分の金額が30万円まではコンビニでも支払い可能)で支払ったり、口座振替にすることも可能です。
他にも役所によってはクレジットカードやPayPayに対応しているところもあるみたいです
詳しくはお住いの役所のHPでご確認ください
普通徴収にする方法
普通徴収は毎年行われる確定申告の時に選択することが出来ます。
確定申告書の2表(2ページ目)の下の部分に「給与・公的年金等以外の住民税の徴収方法」という項目があり、「特別徴収」と「自分で納付」の2つがあるので「自分で納付」に〇をしましょう。
下図の部分になります。
「特別徴収」に〇をつけてしまうとFXの利益部分も給料から天引きされてしまいますし、会社に住民税の通知書が届いた際に通知にFXの利益の額が堂々と記載されてしまいますので気を付けましょう。
FXの利益が年間で数千万円の方は特別徴収を選択したら給料から住民税が引ききれない可能性もあるので絶対に普通徴収にしましょう
万が一、申告の方法を間違えて特別徴収になってしまったときは普通徴収に変えてもらえるように役所に問い合わせるのがおすすめです。
住民税の金額ってどのくらい?
海外FXにかかる住民税の金額は海外FXの利益の10%となっています。
住民税は一律10%で一部のものは特別に10%よりも低い率になっていますが、海外FXはその「一部のもの」に該当しないので利益の10%となります。
なので、海外FXの年間の利益が100万円なら海外FXにかかる住民税の額は10万円と考えておきましょう。
具体的な計算は確定申告書などをベースに役所が行ってくれます。
まとめ
今回のまとめです
・普通徴収は自分で住民税を納める方法、確定申告で「自分で納付」を選択したらあとは役所から通知が届くのを待つ
・海外FXにかかる住民税は利益の10%
といった内容になります。
今回はザックリとご紹介しましたが、疑問点などがあればコメントを頂ければ後日お答えするようにいたします。